アクツクMV初心者講座 ダッシュ編
今回は残像を出すダッシュの方法を説明します。
残像はオブジェクトの生成で残像が出るオブジェクトを重ねて出すことで表現します。
[残像オブジェクトの作成]
残像用のオブジェクトは、ダッシュが終わったら消滅するように作成します。今回は、ダッシュ速度の移動速度以外は残像が消えるような方法を紹介します。
オブジェクトを新規に作成します。今回使うアニメーションは歩くアクションと同じものを使います。※専用にダッシュモーションを用意しても構いません。
タイルの壁判定と衝突するのみチェックを入れます。
残像アクションを追加していきます。
次に消滅アクションを作成します。
その他の実行アクションからオブジェクトを消滅するを選択します。
[残像]→[消滅]のリンクを追加します。
その他の条件設定で、プレイヤー変数:左右の移動量=4.00を選択します。その後、右側の[=]ボタンをクリックして[≠]に変更します。
※プレイヤー変数は自分で作成したダッシュするオブジェクトを指定してください。ここでは、講座用に用意したプレイヤー(ダッシュ)を選択しております。
※左右の運動量=4.00は後で設定するダッシュ時の速度になります。自由に変更して構いません。
※[≠]は、条件を満たさない場合にリンク先へ遷移するという条件になります。
最後に、このオブジェクトに残像を出す設定をします。
[表示と親子関係]をクリックします。
残像を表示を選択し、残像数、残像の間隔、残像の表示時間を設定します。
子オブジェクト字の移動:で親オブジェクトから離れず追従するを選択します。
これで残像は完成です。
[ダッシュアクションの作成]
次に、プレイヤー用のオブジェクトにダッシュアクションを追加します。
その他の条件設定で、プレイヤー変数:左右の移動量=4.00を選択します。
※移動量=4.00はダッシュ時の速度になります。上の残像と変数を合わせることに意識して、自由に調整してください。
次にその他の実行アクションで残像用のオブジェクトを呼び出します。
①生成するオブジェクトを選択:先ほど作った残像のオブジェクトを選択します。
②次のオプションにチェックを入れる
子オブジェクトとして生成する。
生成時のオブジェクトの向きを、このオブジェクトに合わせる
このオブジェクトより表示優先度を下げる。にチェックを入れます。
③生成位置については、一致するように調整してください、アニメーションの原点に接続点を作成すればうまくいくと思います。※前の弾を発射させる講座で接続点については説明しておりますので参考にしてください。
最後にリンクを作成していきます。
[歩き]→[ダッシュ]
ボタンが押された場合に遷移するように条件を設定します。
今回はBボタンが押された場合にします。
[ダッシュ]→[ジャンプ]
[歩き]→[ジャンプ]と同じですのでコピーしましょう。
[ダッシュ]→[待機]
Bボタンが離れた時、もしくは←も→も押されていないときに待機に戻るように設定します。
下図のように、入力に関する条件設定で[Bが離された]or([←が離された]AND[→が離された])という形で条件を設定します。
最後に、待機になったら移動速度の変数を元に戻すアクションを追加します。
その他の条件設定で、プレイヤー変数:左右の移動量=2.00を選択します。
※2.0は講座用のプレイヤーオブジェクトの通常の移動速度です。自分のオブジェクトに合わせて変更してください。
これで残像付きダッシュが完成しました。早速動かしてみましょう。
今回はこれで終わりです。
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