初心者のためのアクションゲームツクールMV講座

アクションゲームツクールMV(アクツクMV)を使ってゲームを作る方法を紹介します。

アクツクMV初心者講座プチ 10分でできるステージセレクトの作り方と誤魔化し方

どうも、あいあんとべあです。

タイトルにある通り、今回はステージセレクトの作り方について紹介します。

正直、仕組み自体は以前、下で紹介しているので講座に書く必要はないかなと思っていたのですが、思ったより需要がありそうだったので記載します。

aiantbear.hatenablog.com

 

ステージセレクトの作り方

今回紹介する方法は、こんな感じの一見複雑そうなステージセレクトも簡単に作ることができます。

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まずは事前準備です。

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今回のポイントは、この画像です。
絵を見ていただければわかると思いますが、重要なのは選択されているように見える画像です。
画像をばらして作ろうとすると、移動させる座標を調べたりする必要があるので大変手間です。画像側で最初からそろえておけば何も考えずに作れます。
下図のような感じで背景+パーツごとに透明化してもOKです。

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ここからステージセレクトを作成していきます。

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これを全てのステージ分作成すれば完成です。
この方法の利点は難しくないのと、ステージの配置とオブジェクトの配置を同じにすれば、後で見ても理解しやすい点です。
右を押されたら+1みたいなプログラムっぽいやり方は作るのが複雑なので好きじゃない、という私みたいな人間にはこちらのが圧倒的に簡単です。

以前、私が作ったありくいジャンプというゲームも、画像と表現方法が違うだけで、オブジェクトの作り方は全く同じです。(他のオブジェクトの状態を変化させて、動いているように見せてます。)

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誤魔化し方を考える

ゲームを作り始めて感じたのは、ゲーム制作は外見が100%ということですね。

例えば、下の動画、どうやって作ってると思います?

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下の4つの画像を使って作ってます。

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後は、今回上で紹介した方法と同じですね。上2つと下2つのペアでアニメーションを作ってます。選択肢とかタイトル画面の始める、続けるといった方法はまったく同じなので、UIをつくる基本かもしれませんね。

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ここで、カーソルと画面が違うものだと思った!とか、もっと簡単な方法がある!とか意見はあると思いますが、そんなことプレイする人には関係ないです。

重くない限りは、やりたい事が実現できればどうやっても構わないです。

画像100枚作るのと、変数とかを駆使して画像を数枚に抑えるか、どっちが楽かはその人次第かと思います。

なるべく汎用的な事のみを講座化しているので、参考にしつつ自分が作りやすい方法を考えてみてください。

 

最後に、こういうタイプのカーソル移動の方法を一つ紹介します。
利点はドット数を計算しなくて良い事と、等間隔でなくても良い事です。(ななめ移動なども出来ます。)

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まず、接続点の異なるアニメーションを用意します。(同じ画像でも可)

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次に接続するカーソル用オブジェクトを準備します。
親と子の設定で一定間隔をあけて追従するを設定します。

※離れずに追従するにすると、接続点に瞬間移動するタイプの移動方法になります。これはこれで便利です。

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オブジェクトの接続、もしくはカーソルの生成をします。(※ver0.91だとメニュー画面でオブジェクトの接続ができませんでした。)
あとは、モーション設定時に接続点を考慮するだけで、接続点の中心にカーソル用アイコンが移動するようになります。

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いかがでしたでしょうか。

全てをアクツクの機能でやろうとはせず、画像でごまかしたり、遠回りすることで実現することもできますので、自分の実力にあったやり方で作りたいものを作ってみてください。